2020年1月、感染症のニュースが流れ始めました。2月にはマスクが消え、3月には全国の学校が一斉休校。「不要不急」という言葉が日常語になり、街は静まり返りました。それは不安な日々でした。でも同時に、その「動きの止まった日常」が、私の家計と資産に思わぬ恩恵をもたらすことになります。
2020年、資産が一気に1,000万円を突破した3つの理由
① コロナ禍で、「当たり前の出費」が消えた
帰省、旅行、外食、飲み会——コロナ前まで当たり前に発生していた支出が、ほぼゼロになりました。何もしていないのにお金が残る。生活には不自由を感じましたが、家計にとっては思いがけない改善の年になりました。2020年の資産増加額は約298万円。これはコロナによる支出減と投資の組み合わせが大きく効きました。
② YouTubeが、投資を「現実の選択肢」にしてくれた
ステイホームの時間が増えたことで、私はYouTubeをよく見るようになりました。そこで出会ったのが、お金の教養系コンテンツでした。両学長の「お金の大学」、中田敦彦さんの「YouTube大学」などを通じて、投資・保険・固定費の考え方が、ようやく自分の言葉で理解できるようになっていきました。
「投資は怖い」という漠然としたイメージから抜け出すことができ、この年、楽天証券でVTIを100万円一括購入、iDeCoも継続しました。
③ 家計簿が「判断の土台」になっていた
支出が減り、お金が手元に残る。そのとき問題になるのは「このお金をどうするか」という判断です。その判断を支えてくれたのが、6年間積み重ねてきた家計簿の記録でした。今の生活費はいくらか。毎月いくら残るか。急な出費に備えてどれだけ手元に置くべきか——これらが「感覚」ではなく「数字」でわかっていたから、不安なく動けました。
1,000万円という位置を確認してみた
野村総合研究所の調査によると、日本の純金融資産ベースでの世帯分類は以下のようになっています。
| 層の名称 | 純金融資産 | 世帯割合 |
|---|---|---|
| 超富裕層 | 5億円以上 | 約0.1% |
| 富裕層 | 1億〜5億円未満 | 約0.8% |
| 準富裕層 | 5,000万〜1億円未満 | 約2.2% |
| アッパーマス層 | 3,000万〜5,000万円未満 | 約8.6% |
| マス層(2020年当時の私) | 3,000万円未満 | 約88.3% |
誰かに自慢できる金額ではないけれど、コツコツ歩いてきたことの証だと受け取っています。資産1,000万円はゴールではなく、通過点です。
まとめ:準備があったから、機会が来たとき動けた
2020年は、コロナという外部要因と、YouTube経由の知識アップデート、そして6年間の家計簿という内部資産が重なった年でした。「運が良かっただけ」とは思いません。記録を続けてきたからこそ、機会が来たときに動けた。準備があったから、判断できた。次回からは、その後の実践的な取り組み——楽天経済圏の活用、固定費削減、保険の見直しなど——を一つずつ紹介していきます。
📚 シリーズ:資産1,000万円までの道のり
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