2006年、私はイーバンク銀行の口座を開設しました。当時はネット銀行がまだ珍しい時代でしたが、「これからはネットバンクが必要になる」と感じて開設したのを覚えています。その銀行が、後に楽天銀行になるとは思ってもいませんでした。
2000年代初頭から楽天市場を利用してきましたが、現在も楽天銀行や楽天カードを活用し、いわゆる「楽天経済圏」の中で生活しています。さらに、投資においても楽天証券を利用しています。
この記事では、長年の楽天ユーザーとして感じてきた「楽天証券のリアル」を、良い面も悪い面も含めて書いていこうと思います。
楽天証券は、画面が「やさしい」
投資を始めたばかりのころ、証券会社のサイトは「難しそうな画面」の代名詞でした。チャートや数字が並び、どこを見ればいいのかわからない。そんなイメージがありました。
楽天証券のアプリを初めて開いたとき、そのシンプルさに少し驚きました。積立設定や銘柄の検索も、思ったより迷わず操作できます。iDeCoの設定やNISAの積立変更も、案内に沿って進めれば、おおむね完結します。
「感覚的に操作できる」というのは、投資を続けるうえで意外と大事なポイントです。使い勝手の良さが、継続のモチベーションにつながっていると感じています。
楽天銀行・楽天カード・楽天証券をつなぐと、お金の流れが見えてくる
この3つを連携させることで、お金の動きを一元的に把握しやすくなります。
・ 楽天カードで日々の支払い → ポイントが貯まる
・ 楽天銀行で「マネーブリッジ」を設定 → 普通預金金利が年0.1%に(2024年時点)
・ 貯まったポイントを楽天証券で投資信託に充てる
家計の入口(カード)・保管場所(銀行)・運用先(証券)がひとつにまとまることで、管理がシンプルになりました。マネーフォワードMEなどと組み合わせると、さらに全体像が見えやすくなります。
「ポイントで投資する」という感覚も、最初の一歩としては効果的でした。現金を使っている意識が薄いぶん、積立のハードルが下がると感じています。
口座開設は難しくなかった。難しかったのは、「買う」と決めるまでの3年間
口座の開設自体は、スマホで本人確認書類を撮影して送るだけで完了します。難易度は高くありません。
難しかったのは、その先でした。口座を作ってから実際に投資を始めるまで、3年ほどかかりました。その間、YouTubeや書籍で学びながら、同時に種銭を増やすことにも力を入れていました。
最初に購入したのはVTIという米国株ETFでしたが、「これで本当にいいのか」と納得できるまでには、かなり時間がかかりました。
振り返ると、あのとき誰かに背中を押してもらえていたら、もう少し早く始められたかもしれません。ただし、「誰でも信じればいい」というわけでもありません。信頼できる情報を見極める力は、実際に行動する中で少しずつ身についていくものだと感じています。
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正直に言うと、2024年から楽天は変わった
ここまで良い面を書いてきましたが、正直に言うと、2023〜2024年以降、楽天のサービスは少し変化しています。ポイント付与率の低下など、「改悪」と言われる変更が続いた時期もありました。
以前と比べてお得感が薄れてきたのは事実です。ただ、最近は私自身、ポイント獲得を以前ほど意識しなくなりました。ポイントを追いかけるよりも、投資の習慣を続けること自体に価値を感じるようになったからです。
下のグラフは、私が感じてきたポイントの「お得感」の変化を概念的にまとめたものです。(実際の数値ではなく、体感的なイメージとして見てください)
それでも、楽天証券を使い続ける理由
それでも使い続けている理由は、シンプルです。
・楽天銀行・カード・証券の連携がすでに整っており、乗り換えコストが高い
・アプリの操作に慣れていて、ストレスがない
・積立NISAの設定が完了しており、そのまま継続するのが合理的
「最高の証券会社か?」と聞かれれば、正直わかりません。ただ、「自分に合っているか?」と問われれば、今のところ答えはイエスです。
投資に絶対的な正解はありません。だからこそ、「無理なく続けられる環境」を整えることが、何より大切だと思っています。

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